28歳女 残った二匹との生活

 

28歳女 残った二匹との生活

はじめまして。

私はアラサーの社会人です。

会社をリタイアして、今はフリーランスでデザインの仕事をしています。

自宅は実家暮らしで母と猫二匹で暮らしています。

去年の四月までは猫は三匹だったのですが、一匹、癌のためにこの世を去ってしまいました。

癌が発覚したのは亡くなった年の一つ前の秋…11月頃のことでした。

ずっと口が気になるようでベロを出していた猫だったのですが、いつもバクバク食べていたご飯もあまり食べなくなり、心配になって病院に連れて行きました。

すると、顎の下部分に癌ができているとのことでした。

もうその時点でどうにもならず、すでに身体にも転移をしているということでした。

持って三カ月だろう、そう言われていたのですが、その子はがんばって頑張って、その倍の6カ月を生きてくれました。

最後は体重も半分ほどになって、鳴くことすらできずに旅立ちました。

その子はベッドの上が大好きで、いつもベッドの上で生活していました。

ご飯を食べ終わると必ずそこに戻って、遊ぶ時も、寝る時もベッドの上でした。

弱ってきて、ベッドに上れなくなったのですが、亡くなる時はベッドに運んであげて、そこで息を引き取りました。

なので、その子がいないベッドの上はなんだか寂しくて、空っぽのベッドを見ているととてもつらかったです。

ふと、その子の毛がしまいこんでいた服についていたりすると、とても切なくなって、「もうあの子はいないんだな」と思いだして、鳴いてしまいます。

あの子が使っていたご飯用のお皿やお気に入りの玩具も見ているだけで切ないです。

今は残った二匹と暮らしています。

その子たちがいるから…ちゃんとご飯をあげて、一緒に遊んで、と暮らしていける状態でした。

代わりがいるから寂しくない、というわけではなく、やはりどこか「あの子とは違う」と比べてしまうこともありました。

でも猫にも個性があって、あの子とは違うけれども良いところも持っています。

だからこそ、亡くなったあの子の分もその子たちを可愛がってあげたいな、と毎日思っています。

ついこの間亡くなってから一年が経ちましたが、あの子が好きだったおやつを、残った二匹にあげました。

仏壇にもお供えしました。

天国でも美味しいおやつを食べているならいいな、と思います。