30歳女 夢の中に現れたペットから感謝のイメージを受けて前に進んだ

 

30歳女 夢の中に現れたペットから感謝のイメージを受けて前に進んだ

これは今から20年以上前、私が小学生の時に飼ったハムスターの話です。

当時はハムスターがとても流行っていて、クラスにも必ず数人はハムスターを飼っている子がいました。

動物が大好きだけれども、動物アレルギーだった私は本当にうらやましく思っていました。

そのうち、「ハムスターなら小さいからアレルギーも出ないはず!お願い!」と親に懇願して、絶対に自分が世話をするからと約束して、なんとか許可がおりました。

ペットショップで、ひときわ色白で、目のパッチリした「彼」と出会いました。

悲しいことに、彼は生涯私になつくことはありませんでした。

素手で触ると噛みついてくるのです。

それでも彼はとびきり愛らしく、気高く、かけがえのない存在でした。

美味しいものを食べたときの「おいしい〜」と目が細くなってニコニコとしている無邪気な姿が忘れません。

彼は平均寿命よりも長く生きて、眠るように亡くなりました。

老衰です。

けれども後悔がつきず、あの時もっとお掃除をしていたら。

もっと栄養のある食事をあげていたら・・・色々な思いがかけめぐります。

私がいけなかったんだ、と自分を責めました。

その夜から、彼のことを思い出しては、涙が出るようになりました。

会いたくても、もう会えない。

ごめんね、と謝りたくても、もういない。

たかがハムスターで・・・と笑う人もいるかもしれませんが、本当に大切な存在でした。

定期的にハムスターの夢を見るようになりました。

なんと、20年たった今でも定期的に見ます。

内容はいつも同じもので、決まってハムスターの世話を忘れている夢です。

「いけない!ハムスターを飼っていたんだ!掃除と餌やりをしなきゃ」そう言って焦っている夢です。

夢から覚めて、もうとうの昔に彼はいなくなったんだ、そう気づくとまた涙があふれます。

でもこの夢を何度も見るうちに、彼が「ありがとう」と言っている気がして、少しずつ浄化されていくような感覚がありました。

今はこの経験を活かし、動物の命の大切さを伝えていこうと思えるようになりました。

今も辛い思いはありますが、そういった気づきを与えてくれた彼に感謝をしています。