36歳男 時の経過が、一番悲しみをいやしてくれました

 

36歳男 時の経過が、一番悲しみをいやしてくれました

現在は主夫をやっている36歳、埼玉県在住です。

私が愛犬を失ったのは、30歳の時でした。

愛犬は18歳と半年でした。

小学校五年生の時から飼い始めていたので、私の青春時代の相棒といった感じで、とても忠実で愛くるしい犬でした。

最初の出会いは、ペットショップではなく保健所でした。

殺処分する前に里親を募集しているので、その時に選んで飼い始めました。

ちなみに、選んだのは母親でした。

犬の散歩は私にとっての家族内における大切な仕事になり、アイデンティティーでもありました。

犬の散歩を通して知り合いもたくさんできたので、愛犬には非常に感謝しています。

また、今思えば思春期の不安定な心情を、散歩を通して解消できていた部分もかなり大きかったんだなあと実感しています。

その愛犬、名前はチビというのですが、チビが死んだときのことを思い出すと、今でも心が痛みますが、大部分は過去のこととして受け入れられています。

亡くなる前の一年間くらいは、要介護犬でした。

やはり年齢による衰えには勝てず、あれだけ元気で、たくさん筋肉があったものがやせ衰えてしまっていく過程を見るのは辛かったです。

でも、それが命というものだと今では思っています。

介護も、最初はトイレのときに腰を支えてやるくらいで済んでいたものが、寝たきりになり、ペットシートの上でさせるしかなくなってしまいました。

あれは今思えば、チビにとっては辛かっただろうなと思います。

なるべくこまめにペットシートを交換してやるくらいしか私たちにはできませんでした。

このようになくなる一年前くらいから、いつ死んでもおかしくはない状態でしたので、心の準備はできていました。

それでもいざその時が来たときは、ショックで数か月は鬱々と過ごしていました。

仕方のないことだと思います。

やれると思ったことは、全てやったので後悔していることはありません。

もし私がアドバイスできることがあるとしたら、全ては無理でも、やれる範囲でやれることをやってあげると後悔も少なくて済むのではないかということと、悲しむことは悪いことではないので、十分悲しんであげる時間を作ることくらいです。