31歳女性 息子の存在がペットロスの悲しみを癒しました。

 

31歳女性 息子の存在がペットロスの悲しみを癒しました。

31歳既婚の女性です。

私は1年前に実家にいた女の子のスピッツ犬を亡くしました。

老衰でした。

18年間生きて長生きでした。

とても元気でお散歩好きな、よく笑う子でした。

出会いは小学校6年生の時、母親と行ったペットショップでじっと見つめられ、私と母が運命を感じてすぐにうちの子になりました。

小さい時はか弱くて、食も細く、家族全員で心配して必死でごはんを食べさせました。

だんだん好みのものや食べさせるコツが分かってからはよく食べてくれるようになり、すくすく元気に成長してくれました。

真っ白なでフワフワで愛想も良いのでご近所でもみんなから覚えられて可愛がられました。

私が中学校に入ってからは、散歩は母が行くようになりました。

散歩が大好きなので、グイグイ引っ張って行くし、帰ろうとすると嫌がるのでさんほするのはなかなか大変でした。

私は中学校から厳しい部活に入り、その後高校、大学、就職、結婚となんだか忙しくしていて全然散歩には連れて行かなくなりました。

今思うともっともっと大好きなお散歩に連れて行ってあげたら良かったなと思います。

結婚して家を出てからは実家にほとんど帰りませんでした。

1年ほど経って実家に帰った時に、あまりにも年老いて小さくなっていたのでショックで悲しくなってしまいました。

目が悪くなってしまって壁に向かって歩いていってぶつかったり、足が弱ってフローリングの床でうまく歩けなくなっていました。

夜中に鳴き声がするので慌てて見に行くと、トイレまで歩いていけずにおもらしをして、そこで滑ってもがいていました。

私は泣きながら起こして体を拭いてやり、床を拭き、どうにか立たせようとしましたができませんでした。

動きたくて鳴いているのに、どうしてもやれなくて本当に辛くて悲しくて、どうにかしてあげたいと思いました。

そんな状態が1年ほど続きましたが、ある時からヒョコヒョコ歩きでも上手く歩けるようになり、元気を取り戻したように見えました。

しかしその1週間後に眠るように息を引き取ってしまいました。

家族全員が悲しみに包まれてみんなで綺麗な遺体のまわりで泣きながら一晩中抱きしめたり撫でたりしていました。

とても乗り越えられる悲しみじゃないと思いましたが、安らかな顔で眠っている様子や、最後に元気を取り戻して歩けるようになったこと、食欲も最後まで衰えず苦しまずに死んでいったこと、を家族と話し、良い最期だったよねと励まし合いました。

一緒に旅行に行ったり、大好きなレタスを盗み食いしてたことなど思い出をたくさん語り合いました。

みんなとても一人ではいられなかったので、家族みんなでいることで心が少し落ち着くような状態でした。

一番一緒に過ごす時間が長かった母は家事も手につかないような様子でした。

しかしその後しばらくして私が出産し、息子が産まれました。

私を含め家族みんなは息子の存在にかなり助けられ癒されました。

必死に生きようとする小さな存在がとてもとても大きく力強く私たちの気持ちをどん底から引っ張り上げてくれました。

やはりすぐに立ち直ることはできませんでしたが、人は何かに愛情を注ぐことで満たされるんだなと感じました。

特にずっとペットを飼っていて、急にその存在を失うと、愛情を注ぐものが急になくなってしまうので、心のやり場がなくなってしまうんだと思いました。

亡くなってしまったペットのことはきっと一生忘れないと思います。

あなたの愛情を注ぐ先をどうかみつけてください。

あなたの愛情を必要としている存在がきっといます。